ベージュとオークルはどう違う?BBクリームの色の選び方|BBクリームの桜花媛
BBクリームやファンデーションを選ぶとき、ベージュとオークルのどちらが自分に合うのか迷ったり、どのような違いがあるのかわからなかったりした経験のある人も多いのではないでしょうか。ベースメイクの色選びは顔の印象を左右する重要なポイントです。自分の魅力を引き出すメイクができるよう、ベージュとオークルの違いや色選びの方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
BBクリームやファンデーションの主な色の種類
BBクリームやファンデーションにはさまざまな色がありますが、どのように分類されているのかを知っていると、自分の肌に合う色を選ぶ際に役立ちます。
◇BBクリーム・ファンデーションの色は「色相」と「明度」の2軸で分類されている
BBクリームやファンデーションには複数の色があり、それぞれの色は「色相」と「明度」の2つの軸で分類されるのが一般的です。色相とは「色味」のことを指し、BBクリームやファンデーションでは「ベージュ」や「オークル」というように表記されています。さらに、色相には赤み寄りのものと黄み寄りのものがあり、赤み寄りのオークルを「ピンクオークル」、黄み寄りのオークルを「ベージュオークル」などと呼びます。
BBクリームやファンデーションの色の名前はメーカーによって多少異なりますが、オークルとベージュを中心に、赤み寄りの色と黄み寄りの色を複数展開していることが一般的です。
もう一方の明度は「色の明るさや暗さの幅」のことを指し、「ベージュオークル00」や「オークル10」のように、色のあとに数字で表記されます。この数字が大きくなるほど暗い色になるので、BBクリームのオークル10とオークル30を比較すると、オークル10よりオークル30のほうが暗めの色ということになります。
◇BBクリーム・ファンデーションの色調
BBクリームやファンデーションには、大きく分けて4つの色調があります。それぞれの色味や特徴を理解することで、自分に合った色を選べるようになります。
- ピンク系 ピンク系のBBクリームやファンデーションは赤みのある肌色で、イエローベースの人が使うと血色が良く明るい肌に仕上がります。顔色が悪く疲れたように見えるときは、普段使っているファンデーションに混ぜてから肌にのせるようにすると、疲労感や顔色の悪さをカバーできます。
- ピンクオークル系 ピンクオークル系のBBクリームやファンデーションは赤み寄りの肌色です。ピンク系ほど赤みは強くありませんが、イエローベースの人が血色を良く見せたいときに使うと効果的です。
- オークル系 オークル系のBBクリームやファンデーションは色相の標準となる肌色です。肌の色が青みがかったブルーベースの人が使えば血色の良い肌に仕上がりますが、イエローベースの人が使うと肌から浮いてしまいます。
- ベージュオークル系 ベージュオークル系のBBクリームやファンデーションは、オークルの中でも黄み寄りの肌色なので、肌の色が黄みの強いイエローベースの人に合います。
◇自分に合わない色を選んでしまった場合の見え方
ファンデーションの色が自分に合っていれば肌にのせたときに馴染んで自然に見えますが、自分に合っていないと不自然に見えてしまいます。
例えば、明るい色のBBクリームやファンデーションは顔全体のトーンを上げてくれますが、自分の肌よりも明るい色を顔全体に塗ってしまうと、首回りの色と差がありすぎて顔だけが浮いて見える、いわゆる「白浮き」の状態になってしまいます。さらに、膨張効果によって顔が大きく見えてしまったり、厚化粧をしている印象を与えてしまったりというデメリットがあります。
一方、自分の肌よりも暗い色を選んだ場合、白浮きすることなく健康的な肌色に仕上がりますが、BBクリームやファンデーションで影が生じるため顔色が悪く見えてしまったり、普段よりくすみがちに見えてしまったりというデメリットがあります。
BBクリームやファンデーションは、お肌をキレイに魅せるベースメイクを作るために欠かせないものだからこそ、ベージュやオークルといった色の種類だけではなく、それぞれの色が持つ特徴を知ることも大切です。
[参考記事]
BBクリームの色や成分が合わないときの対処法
ベージュとオークルの色の特徴と違いとは?
BBクリームやファンデーションを選ぶときに迷うことの多いベージュとオークルについて、それぞれの色の特徴と違いを比較してみましょう。
◇オークルとはどんな色?
BBクリームやファンデーションの色調で標準となるオークルは、フランス語で黄土色のことです。少し赤みがかった黄色で、ベージュと比べるとピンクっぽい色に見えるのが特徴です。
◇ベージュとはどんな色?
ベージュは黄色みがかった色で、BBクリームやファンデーションの標準の色調といわれるオークルと比較すると、黄色っぽく見えるのが特徴です。
こうして比較すると、オークルとベージュは赤みが強いか、黄色みが強いかの違いであることがわかります。自分の肌の色がイエローベースなら、BBクリームやファンデーションの色名に「ベージュ」がついているものを、自分の肌の色がブルーベースなら色名に「オークル」がついているものを選ぶと良いでしょう。
ただ、オークルもベージュもメーカーにより多少の色味の違いがありますので、購入する際はテスターなどできちんと確認することをおすすめします。
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ベージュかオークルかを選ぶ際の基本!お肌のベースカラー(イエローベースorブルーベース)を確認する
BBクリームやファンデーションを購入する際にベージュとオークルのどちらを選べば良いのかは、肌のベースカラーによって異なります。ベースカラーを判断するためのセルフチェックもあるので、ぜひ試してみてください。
◇ベースカラーとは
自分に似合う色のことをパーソナルカラーといいますが、そのパーソナルカラーを決める元となるのが「ベースカラー」という肌のベースとなる色です。ベースカラーを知ることで、化粧する際に重要な「自分に似合う化粧品の色」を見極められるようになります。
- イエローベース 黄色みの強い肌の人はイエローベースのタイプです。ベースカラーのイエローをはじめ、オレンジやブラウン、ゴールドなどは馴染みやすく肌をキレイに見せてくれますが、ピンク系のBBクリームやファンデーションを使うと肌から浮いて見えたり、くすんで見えたりするので注意が必要です。
- ブルーベース 肌の色が白く青みが入っている人はブルーベースのタイプです。ピンク系のBBクリームやファンデーションを使うと血色が良く見えるのでおすすめです。ただし、ベージュは黄ぐすみで肌色が悪く見えるので要注意です。
- 1. 皮膚が薄く、顔にはうっすらと血管が見えることがある
- 2. 髪の毛や目の色はどちらかといえば黒いほうである
- 3. 「色白」といわれることが多く、黒や青の服を着ると顔の白さが目立つ
- 4. 日焼けをすると肌が赤くなってヒリヒリする
- 5. ゴールド系のアクセサリーよりもシルバー系のほうが相性が良い
1~5の質問に4つ以上当てはまる人はブルーベースの可能性が高く、2つ以下ならイエローベースの可能性が高いといえます。当てはまる項目が3つの場合はブルーベースとイエローベースのどちらも可能性があるので、次の「色の選び方」を参考にして自分に合う色を選んでください。
ベージュかオークルか?BBクリームやファンデーションの色の選び方
自分に合うBBクリームやファンデーションの色を選ぶにはいくつかの方法がありますので、わかりやすく説明します。
◇ピンクオークルは色白の人におすすめ
色選びの基本として、肌のベースカラーを基準にするということが大切です。イエローベースなら「ベージュ」のBBクリームやファンデーションが、ブルーベースなら「オークル」がおすすめです。
なお、ブルーベースの中でも血管の色が強く影響して顔色が悪く見えてしまうという人は、「ピンクオークル」を使ってみてください。ピンクオークルはピンク系とオークル系の中間色で、他の色と比較すると黄色に赤系の色味が強めに入っているので、健康的で明るく血色の良いベースメイクを作れます。
◇色選びの基本は「あご先のライン」
BBクリームやファンデーションの色を選ぶ際には、実際にベージュとオークルのテスターを塗って自分の肌に合う色を確かめましょう。ここで大切なのは、テスターは手の甲ではなく、顔と首の境目となるあご先に塗って確かめることです。
テスターをする場合、ついつい手の甲に塗ってしまいがちですが、実は手の甲と顔では肌の色が違うので、自分の肌に合わない色を選んでいる可能性が大きいのです。色選びで失敗しないためには、あご先に数種類のテスターを塗り、自分の肌色に一番馴染む色を選ぶことが大切です。
◇照明と太陽光の下でも色の印象は変わってくる
BBクリームやファンデーションを試しに塗ったあと、1日様子を見るのも大切です。購入したBBクリームやファンデーションを実際に使ってみたら、「メイクコーナーで試したときと何となく印象が違う」「思っていたほど自分の肌に合っていない」と感じた経験のある方も多いでしょう。同じ色でも、明るい照明の下と太陽光の下では見え方が違ってくるので、照明の下で選んだ色が太陽光の下では何となく印象が違ったり、自分に合わないと思ったりすることがあります。
ベースメイクの色選びに焦りは禁物です。照明と太陽光での見え方の違いだけではなく、時間の経過による見え方の違いなども判断材料にすると色選びでの失敗を防げます。
◇「明るめ」か「暗め」か。明度で選ぶのも大切
BBクリームやファンデーションには「ベージュ」「オークル」などの色名がありますが、明るめの色から暗めの色まで複数の種類があります。色選びの際には、この、色の明るさや暗さといった明度を基準にすることも大切です。
色白美人になりたい人は自分の肌色より明るめのBBクリームやファンデーションを選びがちですが、顔全体に塗ると首回りとの差が生まれて不自然な仕上がりになってしまいます。どうしても明るめの色を使いたい人は、目の下の逆三角形ゾーンやTゾーンだけに塗ることをおすすめします。
「実際の肌色より1トーン暗い色を選ぶと良い」と聞いて暗めの色を選んでいる人は、白浮きすることなく健康的な肌色を演出したり、ヘルシーかつ大人っぽい印象に見せたりできる一方で、通常よりもくすみがちになります。特に夕方のくすみが気になるなら、化粧直しの際にパールの入ったパウダーやハイライトをプラスしましょう。
BBクリームやファンデーションは、実際の肌色より明るめを選んでも、また暗めを選んでも、それぞれにメリットとデメリットがあります。メリットを活かし、デメリット対策をした上で使うなど工夫をすることも必要です。
仕上がりイメージとベージュ・オークルの色の組み合わせで印象が変わる!
BBクリームやファンデーションを選ぶ方法には、色味や肌のベースカラーを基準にするほかに、仕上がりのイメージを基準にするというものがあります。仕上がりイメージによって与える印象も違ってくるので、「性格がきつそうに見られるのがイヤ」「落ち着いた大人の女性に見せたい」などの悩みや希望がある人はぜひ参考にしてください。
◇仕上がりイメージで得られる印象
- ・ツヤ感を出す仕上がりの特徴 ツヤ感のある肌に仕上げることで、可愛らしく若々しい印象に見せることができます。肌本来のみずみずしさを表現できるため、大人の女性がツヤ感を出すと、すっぴんのような肌に見せることもできます。
- ・マット感を出す仕上がりの特徴 マット感のある仕上がりはカバー力が高く、上品で落ち着いた大人の女性という印象になります。子どもっぽく見られることが悩みという人におすすめです。
◇仕上がりイメージとベージュ・オークルの色の組み合わせで得られる印象
- ・ツヤ感×ピンクオークルで得られる印象 ツヤ感でみずみずしく若々しい肌を表現し、ピンクオークルで柔らかく優しい印象に仕上げます。きつい印象に見られることに悩んでいる人は、BBクリームやファンデーションを選ぶときにツヤ感のあるピンクオークルを選ぶことで悩みを解消できます。
- ・マット感×ピンクオークルで得られる印象 ピンクオークルで柔らかさと優しさを出しながらも、マットな質感にすることで落ち着いた印象に仕上がります。明るい肌色で柔らかい印象に仕上げながら、上品で落ち着いた大人の女性を演出したい人におすすめです。
- ・ツヤ感×ベージュ系で得られる印象 肌のツヤ感が若々しい印象を、イエローの色味が引き締まった印象を与える仕上がりになります。
- ・マット感×ベージュ系で得られる印象 肌ムラをしっかりカバーしてくれるマット感とベージュの組み合わせは、大人っぽく落ち着きのある印象に仕上げてくれます。大人っぽく見せたい人だけではなく、信頼関係が大切な仕事をしている人にもおすすめです。
まとめ
BBクリームやファンデーションの色がどのような基準で分類されているかということをはじめ、今まで曖昧だったベージュとオークルの特徴や違いについても理解できたのではないかと思います。メイクで自分を魅力的に見せるには、自分のベースカラーを知り、似合う色を選ぶことが最も大切です。
ぜひ自分に似合う色や仕上がりイメージに合う色を選んで、メイクを楽しんでください。
桜花媛(サクラプリンセス)のBBクリームは日本人の肌色に合う4色を取り揃えており、肌にぴったり合うカラーが見つかります。
お好きな2色が選べるお試しサンプルは、ご自身のお肌で色を確かめられるので色選びの失敗がありません。
ベースメイクの色選びでお悩みの方はぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人 -WRITER-
アスリジエLAB.編集部
桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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