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BBクリームの化粧順番 塗る前・塗ったあと・塗り直しタイミング|BBクリームの桜花媛


BBクリームの化粧順番 塗る前・塗ったあと・塗り直しタイミング|BBクリームの桜花媛


BBクリームは、美容液・保湿クリーム・下地・ファンデーション・コンシーラーの機能が1本で完結するオールインワンアイテムです。

テクニックを必要とせずに塗ることができるので、メイク初心者の方・メイクに時間をかけられない方にもおすすめのアイテムですが、テクニックいらずとはいってもきれいに塗るための基本の塗り方があります。

この基本を押さえているだけで、お肌にムラなくBBクリームをのせられるので均一なお肌に見せることができます。また、化粧崩れや毛穴落ちを気にせず、長時間きれいな状態のお肌をキープできます。

そこで今回はBBクリームの基本の塗り方、塗り直し方法について解説していきます。



BBクリームを塗る前に



BBクリームの正しい使用順序や、塗る前・塗った後・塗り直しの知識やタイミングを知っていれば、BBクリームの長所を最大限に引き出すことができます。

◇BBクリームの化粧順番・使用順序

BBクリームは、

洗顔→基礎化粧品(化粧水など)→BBクリーム
の順番で塗るのが基本です。

それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。

◇正しい洗顔の方法

朝の洗顔にも、BBクリームをきれいにキープするためのポイントがあります。
  • 短時間でおこなう
  • 洗顔料には余分な皮脂などの汚れを落とすため成分が配合されています。長時間泡を肌にのせていると、必要な皮脂まで落としてしまい乾燥が進みます。洗顔はできるだけ短時間で済ませましょう。
  • すすぎのお湯の温度は30℃前後が適正
  • 洗顔料をすすぐ際の適切なお湯の温度は30~32度と言われています。
    これは手をつけたときに冷たくも温かくもない温度で、よく言われる「ぬるま湯」から想像する温度よりはずっと低いのです。
    洗顔(クレンジングも同様です)で乾燥するという方は一度すすぎのお湯の温度を確認してみましょう。
  • タオルを押し当てるようにして水分を拭く
  • すすぎ終えたらタオルを顔にやさしく押し当てるようにして水分をふき取ります。ゴシゴシこするのは厳禁です。

◇化粧水で保湿する

洗顔を終えたら、できるだけ早く化粧水をつけましょう。
パッケージに書いてある使用量を手またはコットンにとり、やさしくなじませます。
このときも、こすったり叩いたりしないように注意しましょう。

◇保湿が足りないときは

BBクリームには美容液・保湿クリームの効果もあるため、基本的には化粧水だけのスキンケアでOKです。
ですが、季節や肌質によっては化粧水だけでは心もとない、という事もあると思います。
そのようなときは保湿美容液や保湿クリームをプラスしても構いません。美容液やクリームを塗ったあとはベタつきが残らないようしっかりなじませるか、ティッシュオフをして肌表面のべたつきを取り除いておきましょう。

BBクリームの前に使う美容液としてナチュラルBBエッセンス(美容液)もオススメです。BBクリームと相性がよく、BBクリームが浮かないように設計された美容液です。

★ナチュラルBBエッセンス(美容液)について詳しく見る


化粧水(場合によっては美容液を追加)でしっかりと保湿しておくことでお肌のキメが整うので、BBクリームの伸びも良くなり、お肌のトーンも均一に見せることができます。

BBクリームを塗る前のお肌として、肌の細胞に水分が行き渡ってしっとりとしている状態で、しかも肌の表面は水分も油分もなく乾いた状態が理想的です。

BBクリームを塗る前にここまでお肌の状態を整えておきましょう。



BBクリームの使い方の基本



BBクリームは化粧下地を塗らずに直接肌に塗ることができるため、化粧水で保湿をしたらBBクリームを塗る手順に進みます。

◇適切なBBクリームの使用量

BBクリームの適量は、それぞれの商品に記載されています。
もし、特に何も記載されていない場合には、パール1粒大くらいの量が適量です。

次に、このBBクリームをお顔全体に伸ばします。ここが最も重要です
ムラなく均一に伸ばすために、手に取ったBBクリームを、額・鼻・両頬・あごの5箇所にちょんちょんと置きます。
これを、5点置きと言います。

人さし指・なか指・くすり指の腹を使って、お顔の中央から外側に向かって、トントンと軽くたたくようにしてBBクリームを伸ばしていきます。指を横にすべらせるのではなく、トントンと押し付けるようにしてお顔全体に広げていきます。

小鼻などの細かい部分はなか指を使って細かく動かしてクリームを伸ばします。

BBクリームが全体的に塗れたら、両手でお顔を覆うようにしてハンドプレスします。手の温度でしっかりとクリームがお肌に密着します。

通常はこれで完了ですが、お好みで上からパウダーをはたいていただくと、よりマットで上品なお肌が作れます。パウダーは崩れ防止にもなりますので、夏の暑い日や汗をかく日はパウダーを追加すると良いでしょう。

BBクリームの上からパウダーを重ねる際のポイント・注意点についてはこちら



BBクリームをより上手に使うコツ・ポイントは?



◇BBクリームを”均一に” ”密着させる”

BBクリームでお肌をきれいに仕上げるためには、BBクリームがムラなく均一に、かつ、しっかり密着してお肌にのっていることが重要です。

BBクリームがお肌に均一にのせられていないと、光のも均一に反射しないため透明感がなく見えてしまいます。また、BBクリームがしっかり密着していないと時間が経った時のヨレの原因になりますし、メイク崩れを引き起こす原因にもなります。

◇メイク用スポンジを使う

BBクリームを均一にのせ、かつ密着させるのに役立つアイテムがメイク用スポンジです。メイク用スポンジはドラッグストアや100円ショップで手軽に購入することができます。

BBクリームを指の腹でお顔全体に伸ばしたあと、メイク用スポンジで軽く叩くようにお肌をタッピングすると、BBクリームがムラなく均一にお肌になじみます。

目元や口元などお顔の中でもよく動かす部分はBBクリームがヨレやすいポイントですが、メイク用スポンジを細かく動かしてタッピングするとBBクリームをしっかりと密着させることができます。

毛穴が気になる部分は、メイク用スポンジで毛穴にBBクリームを入れ込むように叩き込むと、毛穴カバーに効果的です。

◇しっかり隠したいところがあるなら重ね塗りかコンシーラーで

もし、お顔気になる部分(クマ、ニキビ、ニキビ跡、シミ等)がある場合には、その部分にのみBBクリームを重ね塗りしましょう。
指の腹に針先ほどのクリームを手に取り、トントンとたたきながら気になる部分に少しずつ重ね塗りします。このときもゆび
厚塗りはメイク崩れの原因になりますので、少しずつ重ねることがポイントです。重ね塗りの輪郭をぼかすようにして塗ると、綺麗に隠すことができます。

それでも隠れないニキビ跡やシミにはコンシーラーを重ねると良いでしょう。BBクリームとコンシーラーを一緒に使う場合のメイク方法・注意点についてはこちらもご覧ください。



BBクリームを塗った後にすると良いこと



BBクリームには、それ単体でファンデーションのようなメイク効果があります。

しかし、仕上がりはナチュラルなので、もっと”塗った感”や”カバー力”などのしっかりメイクが欲しい方は、BBクリームを下地として塗り、その上にファンデーションを重ねてメイクすることをおすすめします。

皮脂の分泌が多い方や汗をかく状況が予想できる場にいくのであれば、BBクリームを塗った上からフェイスパウダーを仕上げに重ねれば良いですし、よりしっかりとカバーしたいときには色のついたフェイスパウダーやパウダーファンデーションを重ねると、気になるところをカバーしながらも、皮脂を吸収してテカリを抑え、メイクの持ちを良くするでしょう。

反対に、やってはいけないことは、BBクリームの量を増やして厚塗りにすることです。

BBクリームには美容液が含まれていますし、保湿効果が高い化粧品ですから、多くつけるとちからを入れるだけでヨレやムラが出来やすくなりますし、ベタつきが気になったり、マスクに触れてヨレてしまったりします。
また、仕上がりが自然ではなく、首と顔が別になってメイクが浮いた状態になってしまうでしょう。

気になる部分には、軽くたたきながら、少しだけBBクリームを重ね付けすればよいのです。



BBクリームを塗り直すタイミング



BBクリームでのメイクの特徴として、仕上がりがナチュラルであることが挙げられます。
そのため、メイクが崩れてもわかりにくく、”見るも無残にドロドロ…”というような状況にはなりにくいのです。
ですから、焦ってメイクを直す必要はないことがほとんどです。

多少のテカリは、ティッシュを押し当てることで処置ができます。

化粧直しは、ティッシュで軽く油分を押さえ、崩れが気になる部分にフェイスパウダーやパウダーファンデーションを少量ずつ重ねていきます。
BBクリームでお直しする場合は、指先に少しだけのせて、軽くたたきながら気になる部分に塗っていきましょう。

崩れがひどい場合は、乳液を含ませたコットンや綿棒で崩れたところを拭い取ってからBBクリームを重ねます。 皮脂が気になるなら、その上からフェイスパウダーで仕上げれば良いでしょう。



まとめ



BBクリームはオールインワン・テクニックいらずで手軽にメイクができるアイテムですが、よりお肌をきれいに見せたり、きれいな状態を長時間キープするためには、塗る前のスキンケアや塗り方にポイントがあります。また、スポンジでなじませるといったちょっとしたひと手間を加えることで、一層きれいな仕上がりになります。

洗顔の際のすすぎの温度や、化粧水をつけるときの手の動きは、お肌を健康に保つためには欠かせないポイントですので、ぜひこの機会に見直してみてください。


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この記事を書いた人 -WRITER-

アスリジエLAB

アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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