BBクリームは何で塗る?ブラシでの塗り方と指を使った塗り方|BBクリームの桜花媛
皆さんは、BBクリームを何で塗っていますか?
手を使う方が多いようですが、中には
「手が汚れるのはちょっと…」「道具を使った方が仕上がりがキレイ」など、
何か道具を使ってメイクするという方は少なくないようです。
この記事では、BBクリームを指で塗る場合とブラシで塗る場合、それぞれのやり方とメリット、デメリットについて解説します。
BBクリームを塗る前に…
メイクする際のお肌には、水分や油分・古い角質・メイク汚れなど、できるだけない状態にしなければいけません。
また、汗や皮脂の分泌を抑えてキメの揃った肌を作るには、洗顔後の保湿が重要です。
なので、メイク前には正しい洗顔で汚れや皮脂を洗い流し、洗顔後は時間を空けずに化粧水などの基礎化粧品でたっぷりと保湿しましょう。
その時、肌の表面にコットンやタオルの糸くずが残っていたり、化粧水などの水分や皮脂などの油分が残っていたりすると、メイクがヨレたりムラになったりしやすいですし、メイクの仕上がりがベタついたり厚塗りになったりしてしまいます。
メイク前には洗顔をして、メイクを始める前には、肌細胞には水分をたっぷりと与えてあげたうえで、肌表面は、しっとりとはしているが水分や油分・繊維のくずや汚れなどは残さないようにしましょう。
日中乾燥するからといって過剰に保湿するのもよくありません。過剰な保湿はメイク崩れの原因になってしまうからです。
適度に保湿されているかは、指を使って確かめることができます。
適度に保湿されているかをチェックする方法
- 人差し指をかぎ型に曲げて第一関節と第二関節の平らな部分をほほに当てる
- 指を離した時に、ぺっとりと肌がくっついてくるなら保湿のしすぎ。さらっとしているか、少しくっつくくらいを目安にしましょう。
BBクリームを指で塗るときのポイント
◇基本の塗り方
- 適量のBBクリームを指先にとる 1回分のBBクリームを指先に取ります。製品によって多少ことなりますが、だいたいパール粒1粒分くらいです。
- 指に取ったクリームを顔の5か所におく クリームを、両頬・おでこ・鼻・あご先においていきます。クリームをおく量の目安は両頬にクリームの1/2を、残りの1/2をおでこ・鼻・あご先におくイメージです。
- 指の腹をつかってトントンと叩きながら広げる 人差し指・中指・薬指の腹を使って先ほどおいたクリームを叩きながら伸ばしていきます。
指先でスタンプを押すようなイメージです。
指を滑らせて塗る方法より、こちらのほうが密着しムラなく塗ることができるためオススメです。
◇【番外編】ざっと塗り
ざっと塗りは、急いででかけなければならないときなど、時間がないときに使える方法です。
手が汚れてしまうのと、慣れないとムラになりやすく失敗しやすいという欠点もあります。
- 適量のBBクリームを手のひらにとる
- 両手をすり合わせて手のひら全体にBBクリームを伸ばす
- お顔を覆うようにして手のひらを肌に軽く押し付ける。手のひらの位置を変えて何度か繰り返す。
- 最後に小鼻や目の下など細かいところを指先で仕上げる。
ざっと塗りは慣れてしまえば20秒ほどでベースメイクが完了するため、急いでいる時には便利ですが、崩れやすいというデメリットがあります。
時間がない時の緊急の対処法としては有効といえます。
BBクリームをブラシで塗るときのポイント①ブラシの選び方
専用のファンデーションブラシを使用します。
ファンデーションブラシにはいくつか種類があります。それぞれに良さがあり、使い方も少し異なります。
- 丸平型 平らで毛にコシのあるブラシで、リキッドファンデーションやクリームファンデーションと好相性です。
- 丸型 先端が丸くなっているブラシです。毛足がたっぷりとあり、厚みがあります。
- フラット型 先端がフラットにカットされているブラシです。小鼻など細かいところも塗りやすく、ファンデーションがしっかり付くのでカバー力を求める方におすすめです。
軽めの仕上がりで、リキッド・クリーム・パウダーとファンデーションの形状を選ばず使えるため、初心者の方にもおすすめです。
リキッド・クリームはもちろんパウダーファンデーションにも使えます。
BBクリームをブラシで塗るときのポイント①ブラシ別の塗り方
ここからは、ブラシ別のファンデーションの塗りかたを解説していきます。
◇丸平型ファンデーションブラシの使い方
適量のBBクリームを手の甲に出し、ブラシの先端に少量付けます。目の下の三角ゾーンに筆を寝かせて置き、外側に向かってブラシを滑らせながら伸ばしていきます。ブラシの毛先1/3くらいを使うイメージで力を入れずにおこないましょう。また、一気にフェイスラインまで筆を動かして塗ろうとするとムラができやすいです。2cmくらいずつちょこちょこと筆を動かして塗り伸ばしていきましょう。
再度クリームを筆先にとり、反対側の頬も同様におこない、残ったBBクリームをブラシにとり、額は中央から生え際へ、鼻は上から下へBBクリームを伸ばしていきます。毛穴が目立ちやすい鼻は、一度ざっくりと塗った後に、ブラシに残ったBBクリームで下から上に細かくブラシを動かして毛穴をぼかすようにすると良いでしょう。
◇丸型ファンデーションブラシの使い方
丸形ファンデーションブラシは、ブラシの動かし方にポイントがあります。手の甲に適量のBBクリームをだし、そこに垂直にブラシを当ててトントンとクリームを筆先に付けます。
ブラシを肌に対して垂直に持ち、頬全体にトントンと軽く当て、ざっくりとクリームを置きます。そしてクルクルと円を描くように外側に向かってなじませていきます。
反対側の頬と額、あごも同様におこないます。
鼻は小さい円を描くようにブラシを動かしてBBクリームをなじませます。
円を描くようにブラシを動かすことでいろいろな方向から毛穴にBBクリームを埋め込むことができ、また筋ムラが出にくく、つややかな仕上がりになります。
◇フラット型ファンデーションブラシの使い方
手の甲に適量のBBクリームを出し、ブラシのフラットな部分を押し付けてクリームをブラシに取ります。ブラシを肌に対して垂直に当て、頬全体にポンポンとスタンプを押す要領でクリームをつけます。顔の内側から外側へクルクルと円を描くようにブラシを動かしてなじませます。反対側の頬、額、鼻、あご先も同様におこなっていきます。
小鼻、目の小じわはクルクルしたあとにトントンと軽く叩きこむようにするとしっかりとBBクリームをなじませることができます。
フラット型ブラシは、ファンデーションやBBクリームをしっかりとお肌に乗せることができるため、カバー力を高めたいときに最適です。
ブラシを使ったときはスポンジでの仕上げが必須
ブラシを使ってBBクリームを伸ばしたあと、必ずおこなっていただきたいのがスポンジでの仕上げです。
ブラシを使った場合、どうしてもブラシの筋が多少お肌に残ってしまいます。これを均一に整えるために、何もついていないスポンジでお顔全体をポンポンと軽くたたいて筋ムラを整えましょう。
ひと手間かかりますが、このひと手間で仕上がりがもう一段バージョンアップしますので、ぜひやっていただきたい工程です。
ブラシのお手入れは欠かさずに
ファンデーションブラシを使ったら、忘れずにお手入れをするようにしましょう。
肌に直接触れるツールですので雑菌が繁殖しやすく、またファンデーションがブラシに残ったままですと仕上がりも汚くなりますので、1回使ったら洗うのが理想的です。
天然毛のブラシは毎日お手入れすると早く傷んでしまうため、人口毛のブラシが扱いやすくおすすめです。
◇メイクブラシの洗い方
メイクブラシを洗うときは、専用洗剤があればベストですが、台所用中性洗剤でも代用できます。
① 専用洗剤または中性洗剤を薄く溶かしたぬるま湯にブラシをつけて、軽くふり洗いする。
② 新しい湯の中でブラシを振ってすすぐ。
③ ブラシを軽く絞り、ペーパータオルや清潔なタオルの上で十分に乾かす。
仕上げのスポンジは、異なる面を使うようにし、全体が汚れたらお手入れするようにしましょう。
まとめ
ブラシを使ってBBクリームを塗ると、ムラなく均一に塗ることができ、仕上がりがワンランクアップするのが良いところです。また、細かいところにもしっかりとクリームを塗りこむことができるので、気になる毛穴や小じわもカバーすることができます。
一方で、ブラシやスポンジをこまめに洗わなくてはならないといったデメリットもあります。お仕事や会合などしっかりとメイクしたいときにはブラシで、近所へのお買い物や気軽なお出かけは指で、とシーンに応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人 -WRITER-
アスリジエLAB.編集部
桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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