目元のファンデーションがひび割れるのはなぜ？原因と対策を解説｜BBクリームの桜花媛
きれいにメイクしたのに、しばらく時間が経つと目元のファンデーションがひび割れていた。そのような経験は、誰しも一度や二度あるのではないでしょうか。
目元のファンデーションがひび割れてシワに溜まると、疲れた表情に見えたり、老けて見えたりするため、できることなら一日中ベースメイクがきれいな状態を保ちたいものです。
この記事では、目元のファンデーションがひび割れる原因をはじめ、きれいな状態を保つためのスキンケアやベースメイクのコツ、メイク直し術について解説します。
目元のファンデーションがひび割れる原因とは
なぜ目元のファンデーションがひび割れるのでしょうか。それは、以下に示す2つのことが原因となっています。
◇皮膚の動きが多い
目は、一日中まばたきを繰り返すなど、皮膚の動きが多い部分です。そのためメイクもヨレやすくなります。特に、シワやクマを隠そうとして厚塗りになると、メイクがヨレてひび割れしやすくなるのです。
◇肌の乾燥
もともと目元の皮膚は薄く、皮脂腺が少ないため、乾燥しやすい部分です。そのうえ、近年はエアコンの普及により、季節を問わず乾燥した空気のなかで過ごす時間が長くなっています。
このような状態では肌が乾燥し、もともと乾燥しやすい目元にシワができる原因となってしまいます。シワができた目元は、皮膚の動きが多いことと相まって、ファンデーションがヨレてシワに溜まるという状態を引き起こします。
なお、無意識に目をこするなどの動作も、肌を刺激して、乾燥の原因となるので注意が必要です。
また、普通肌や脂性肌に見えるけれど、肌内部は乾燥している「インナードライ肌」の場合も、目元をはじめとする肌がカサつきやすくなります。
肌が水分を保持する力は加齢とともに低下するため、若い頃と同じケアをしていては余計に肌がカサつき、目元のシワも増えてしまいます。
目元のファンデーションがひび割れないようにするためには、年齢に合ったケアをすることも大切です。
ファンデーションが目元でひび割れるのを防ぐスキンケアのコツ
ファンデーションが目元でひび割れる原因の一つが肌の乾燥にあるということは、保湿ケアが大切だとわかります。では、どのような保湿ケアをすればよいのでしょうか。
ここでは、クレンジング、洗顔、保湿の3つの段階に分けて解説します。
◇クレンジング
- 1. 手を洗って清潔にする 手が汚れていると、メイクを落とす作用が十分に発揮されないだけではなく、雑菌がついた手で顔を触ることで、肌悩みにつながる可能性もあります。
- 2. ポイントメイクを先に落とす メイクを一度のクレンジングですべて落とそうとしてゴシゴシこすってしまうと、肌への負担が大きくなります。そのため、ポイントメイクは専用リムーバーを使って先に落としておきましょう。
- 3. クレンジングの使用量を守り、乾いた手に取る クレンジングの量が少ないと、メイクをきちんと落とせなかったり、摩擦によって肌に負担をかけたりする場合もあります。使用量の目安はパッケージなどに記載されているため、必ず守りましょう。
- 4. Tゾーン、頬、目や口の順番で洗う 比較的皮脂が多いTゾーンから洗い始め、次に頬を洗います。皮膚が薄くデリケートな目や口周りは、優しく丁寧にクレンジングをなじませましょう。
- 5. ぬるま湯ですすぐ 30～32度くらいのぬるま湯で丁寧にすすぎます。熱すぎるお湯ですすぐと、肌に必要な水分や油分まで落としてしまい、肌が乾燥する原因となります。
- 6. 清潔なタオルでやさしく水分をふき取る すすぎ終わったら、清潔なタオルをポンポンと肌に当てて、水分を取りましょう。ゴシゴシこすると肌に負担をかけてしまうため、優しく丁寧に水気を取るようにします。
まずは、石けんでしっかりと手を洗ってからクレンジングの準備をしましょう。
手を入れると少しぬるいと感じる程度のぬるま湯で、丁寧にすすぎましょう。こめかみや生え際、フェイスラインなどはクレンジングが残りやすいため、しっかりとすすぐことが大切です。
◇洗顔
- 1. 手をきれいに洗い、ぬるま湯で顔を洗う 手が汚れていると泡が立ちにくいため、きれいに洗いましょう。その後、顔全体をぬるま湯で洗い、軽く濡らしておきます。
- 2. 適量の洗顔料を手に取り、たっぷりの泡を作る パッケージなどを参考に適量の洗顔料を手に取り、たっぷりの泡を作ります。泡立てネットを使うと手早く、もっちりとした泡が作れるのでおすすめです。
- 3. 泡を転がすように洗う 顔を洗うときはゴシゴシこすらず、手と顔の間に挟んだ泡を転がすように洗うのがポイントです。額や小鼻周りなどの毛穴が目立って気になる部分は、泡を毛穴に詰め込むように洗うと、スッキリ洗い上がります。
- 4. ぬるま湯で丁寧に洗い流す ぬるま湯で丁寧に泡を洗い流します。生え際やフェイスラインはすすぎ残しが多いため、特に丁寧に、すすぎ残しがないように気をつけましょう。
- 5. 顔の水分を丁寧に拭き取る 洗顔後はタオルをそっと肌に当てて、顔に残った水分を吸収させます。ゴシゴシこすると肌に負担をかけてしまうため、注意が必要です。
粉吹き知らずの肌に！ベースメイクとスキンケアの乾燥対策のコツ
◇保湿
- 1. 洗顔後すぐに化粧水で潤いを与える 洗顔後は時間が経つほど乾燥が進むため、できるだけ早く化粧水をつけましょう。パッケージなどに記載されている目安量を参考に、しっかりと潤いを与えます。
- 2. 美容液で栄養を与え、乳液で水分を閉じ込める 化粧水が肌になじんだら、美容液で栄養を与えます。美容液が肌になじんだところで乳液を塗り、水分を閉じ込めます。朝は、このあとに日焼け止めクリームを塗り、紫外線による乾燥を防ぎましょう。
- 3. 寝る前はクリームを重ねるのがおすすめ 夜は、乳液のあとにクリームを重ねることをおすすめします。こうすることで、肌に必要な水分と油分を補えます。
- 4. 目元専用の保湿化粧品を使うのも良い スキンケアの最後に目元専用の保湿化粧品を使うことで、目元のシワも目立ちにくくなります。時間があるときだけでも良いので、試してみてください。
乾燥がひどい方は、保湿成分が配合されたスキンケア用品がおすすめです。スペシャルケアとして、目元専用の保湿化粧品を使うなど、肌の状態を見ながら丁寧にスキンケアをしてください。
目元のファンデーションがひび割れるのを防ぐベースメイクのコツ
どうすれば目元のファンデーションがひび割れるのを防げるのでしょうか。ここでは、ベースメイクのコツを5つの段階に分けて解説します。
◇正しいスキンケアで保湿する
正しいスキンケアは、以下の３段階に分けられます。
- 1. 正しいクレンジングと洗顔で汚れを落とす。
- 2. 洗顔後すぐに化粧水で潤いを与える。
- 3. 乳液やクリームで油分を補い、水分を逃さないようにフタをする。
◇化粧下地を使う
化粧下地は、肌の凹凸を整えてなめらかにし、ファンデーションが毛穴に埋まるのを防ぐ効果や、ファンデーションを肌に密着させることでメイク崩れを防ぐ効果があります。
- 1. 適量を手の甲に取り、額・両目の下・アゴ先・鼻筋に化粧下地をのせます。
- 2. 顔の中心から外側へ向かって伸ばす。小鼻周りにも丁寧になじませましょう。
- 3. 乾いたスポンジで軽く押さえて余分な油分を取ります。
◇崩れにくいファンデーションを選ぶ
ファンデーションは、肌に密着するタイプのものが崩れにくく、おすすめです。密着度の高いリキッドタイプを選ぶとよいでしょう。
- 1. 適量を手の甲に取ったら両頬・額・アゴに置きます。
- 2. 指の腹を使って中央から外側へ向かって薄く伸ばします。
- 3. ファンデーションが溜まりやすい小鼻の周りやほうれい線、皮脂の分泌が多く崩れやすいTゾーンは、余ったファンデーションをつける程度にしましょう。
- 4. 顔全体にファンデーションを塗ったら、水に濡らすタイプのスポンジを水に濡らして絞ります。
- 5. ファンデーションをスポンジでトントンと押さえて、余分なファンデーションを取ります。
◇目元のメイクは薄付きにする
皮膚が薄い目の周りは、中指もしくは薬指に取った少量のファンデーションを優しく押さえるようにつけます。動きの多い目元に厚塗りすると崩れやすくなるため、薄付きにするのがポイントです。
なお、クマが気になる場合は、コンシーラーを部分的に薄く塗るのもおすすめです。
◇フェイスパウダーで仕上げる
フェイスパウダーは、余分な皮脂を吸収してメイクの持ちを良くしてくれます。
- 1. パフにフェイスパウダーを取り、パフを揉み込んだらティッシュの上で軽くトントンとして、余分な粉を落としましょう。
- 2. 顔全体にフェイスパウダーを広げます。ふんわり仕上げたい場合は、メイクブラシを使うのがおすすめです。
ファンデーションが目元でひび割れないようにするには、正しいスキンケアで肌を整えておくことや、化粧下地をしっかり使うこと、密着度の高いリキッドファンデーションを使うことが大切です。
また、フェイスパウダーで仕上げることも、メイク崩れを防ぐために一役買ってくれるので、ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてください。
ファンデーションが目元でひび割れたときのメイク直し術
きちんと対策していても、目元のファンデーションがひび割れてしまうこともあります。その際は、どのようにメイク直しをすればよいのでしょうか。
ここでは、簡単に直したいときと、しっかり直したいときの2つのパターンを紹介します。
◇簡単に直したいとき
スポンジのきれいな部分や汚れていないブラシを軽く滑らせるようにして、ひび割れてしまったファンデーションをオフしましょう。仕上げにミストローションを吹きかけると自然になじみます。
◇しっかり直したいとき
コットンやティッシュに乳液または保湿クリームをつけて、一度メイクを落とします。肌に残った乳液やクリームをなじませてから、化粧下地やコンシーラー、ファンデーションなどを塗って直します。 その際、コンシーラーやファンデーションは薄付きにするのが、きれいに仕上げるポイントです。 コットンやティッシュ、乳液などのメイク直しに必要な小物をポーチに入れて携帯することで、気付いたときにすぐメイク直しができます。 素早くメイク直しをして、常にきれいな状態を保つようにしましょう。
ベースメイクにBBクリームを使うのもおすすめ
ファンデーションが目元でひび割れするのを防ぐには、スキンケアとベースメイク作りが重要なポイントになります。しかし、ベースメイクに多くの時間をかけるわけにはいかない方も少なくないでしょう。
そこで、ベースメイクアイテムとしても定着している、BBクリームを使うことをおすすめします。
◇BBクリーム1本でベースメイクが完成
BBクリームとは、化粧下地・日焼け止め・美容クリーム・コンシーラー・ファンデーションなどの役目を持った、オールインワンのクリームです。
複数のアイテムを使うことなく、BBクリーム1本でベースメイクが完成するため、忙しい朝の時間でも時短メイクが可能です。
◇カバー力が高い
BBクリームは、もともとが顔の傷や皮膚を保護するために開発されたものなので、シミ、くすみなどの肌トラブルをしっかりカバーできるのが特徴です。
肌の凹凸を目立たなくしてくれる効果もあるため、陶器のようなツルツルのお肌に仕上げられます。
◇崩れにくく軽い仕上がり
「桜花媛」のBBクリームは、鉱物油フリーのため使用感も軽やかで、ふんわりさらさらの仕上がりが続きます。また、日焼け止め特有のにおいが気にならないというメリットもあります。
1本でベースメイクが完成するBBクリームは、慌ただしい朝を過ごす女性にとって大きな味方です。短い時間で肌トラブルをカバーし、きちんとしたベースメイク作りができます。
まだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
目元は皮膚の動きが多く乾燥しやすいため、メイクをしてから時間が経つとファンデーションがひび割れてしまうことがあります。保湿に重点を置いたスキンケアと、ポイントを押さえたベースメイクで、メイク崩れを防ぎましょう。
ファンデーションが目元でひび割れたしまった場合は、素早くメイク直しができるよう2つのパターンを紹介しましたので、ぜひ試してみてください。
なお、ベースメイク作りを手早く済ませたい方には、1本でベースメイクが完成する「桜花媛」のBBクリームがおすすめです。
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この記事を書いた人 -WRITER-
アスリジエLAB.編集部
桜花媛が運営するアスリジエLAB（ラボ）の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ（桜）」から生まれました。
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