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毛穴が開いてしまう原因とは?NG行動から正しいお手入れ方法まで徹底解説|BBクリームの桜花媛


毛穴が開いてしまう原因とは?NG行動から正しいお手入れ方法まで徹底解説|BBクリームの桜花媛


「若い頃と比べて毛穴が目立つようになった」と気にしている方は多いのではないでしょうか。

せっかく丁寧にメイクしても、時間が経つと毛穴にファンデーションが溜まってしまって老けて見えることもあるため、「毛穴の目立たない肌になりたい」と思っている方も多いのではないかと思います。

そこで、今回は毛穴の種類をはじめ、毛穴が開いてしまう5つの原因や毛穴開きが悪化するNG行動、毛穴の開きに効果的なお手入れ方法まで、徹底解説します。



毛穴にも種類がある



「毛穴が開いてしまう」「毛穴が目立つ」などという際に何気なく使っている「毛穴」にも、お肌の状態や原因によっていくつかの種類があります。

ここでは代表的な毛穴の種類を3つ紹介しますので、毛穴が目立つ原因を知るためにも、まずは毛穴の種類による違いや特徴を知っておきましょう。

◇開き毛穴

そもそも毛穴とは、お肌のキメとキメの間のくぼんだ部分にあり、通常であれば目立たないものです。
しかし、頬や鼻の毛穴が丸く開きっぱなしになって目立ってしまうことがあります。これが開き毛穴で、脂性肌の方に多く見られます
また、丸いことが特徴の開き毛穴ですが、加齢によってお肌のハリがなくなってくると楕円形やしずく形になります。
加齢による開き毛穴の場合は、頬を引き上げると毛穴が目立たなくなるのが特徴です


◇黒毛穴

Tゾーンやアゴに多い黒毛穴は、毛穴が詰まった皮脂が黒っぽく見えるのが特徴です。
また、毛穴の周りが黒ずんでいるため、顔全体を見た際に毛穴が黒い点のように見えることがありますが、これは毛穴がふさがれたことで皮脂の出口がなくなり、黒ずみや炎症などのトラブルが起こっていることを表しています。
黒毛穴のお悩みは脂性肌の方だけではなく、加齢によって新陳代謝が鈍くなった肌にも見られるため、年齢を重ねた女性の悩みでもあるようです。


◇白毛穴

皮脂の多いTゾーンに良く見られる白毛穴は、毛穴がふさがってやや盛り上がっていることや、毛穴から白い脂が出ることがあるため、比較的気が付きやすいと思われます。
また、白毛穴は脂性肌でお肌がベタつく方だけではなく、インナードライの方にも見られることが特徴です。


「毛穴が気になる」といっても毛穴には種類により特徴があり、それぞれお肌の状態や見た目も異なります。毛穴の種類によって原因やお手入れ方法が変わってくるため、ご自身の毛穴がどれに当てはまるのか、考えてみましょう。



毛穴が開いてしまう5つの原因とは?



ここでは毛穴が開いてしまう原因を5つに分けて紹介します。

前述した開き毛穴・黒毛穴・白毛穴の原因がどれに当てはまるのかも紹介するので、ご自身の開き毛穴の原因がわかります。

◇皮脂の過剰分泌によるもの

汗と混ざり合うことでお肌の乾燥を防いでくれる皮脂ですが、過剰に分泌されるとお肌の古い「角質」と混ざり合うことで「角栓」になります。
通常は自然に排出される角栓が、何らかの理由によってそのままお肌に留まると少しずつ毛穴を押し広げてしまうため、毛穴が目立つようになってしまうのです。
こうした皮脂の過剰分泌による角栓の詰まりはTゾーンに多く見られ、白毛穴や黒毛穴の原因になります。

◇乾燥によるもの

お肌の水分量は年齢を重ねるごとに少しずつ減少していくのですが、その際、お肌の表面にある角質層から水分が失われると、健康なお肌が本来持っている「バリア機能」が低下します。

そして、低下したバリア機能を補うために皮脂が過剰に分泌されて毛穴に詰まり、白毛穴の原因になるのです。
なお、お肌の表面が潤っていても内部が乾燥している「インナードライ」の場合も、皮脂の過剰分泌につながることがあるため、白毛穴の原因になります。
また、皮脂が過剰に分泌されない場合でも、新陳代謝の低下によって毛穴周辺の細胞がくすんだり広がったりするため、開き毛穴の原因になります。
こうした乾燥による白毛穴や開き毛穴は、Tゾーンや頬に多く見られます。

◇加齢による肌のたるみ

年齢を重ねるにつれ、お肌のハリを保つエラスチンや潤いを保持するコラーゲンが減少するため、徐々に皮膚がたるんできます。
皮膚のたるみによって、本来は丸い形をしている毛穴が楕円形やしずく形に変化し、開き毛穴と呼ばれる状態になってしまうのです。
お肌の新陳代謝が衰えることで毛穴に溜まった角栓が排出されず、少しずつ毛穴を押し広げてしまうこともある開き毛穴は、頬や鼻に多く見られます。

◇汚れの蓄積によるもの

本来、皮脂には乾燥やほこりなどの外部刺激からお肌を保護する役割があります。
しかし、古い角質や落としきれなかったメイク汚れなどと混ざった状態で毛穴に詰まり、その汚れが蓄積すると徐々に毛穴が広がり、Tゾーンやアゴに見られる黒毛穴の原因になってしまいます。
特に、一般的なメイクより落ちにくいウォータープルーフタイプのアイテムを使用している方は、メイク汚れが残ってしまわないように注意が必要です。

◇ターンオーバーの乱れによるもの

お肌が生まれ変わるサイクルをターンオーバーといいますが、このターンオーバーは乾燥や加齢などさまざまな理由から乱れることがあり、白毛穴や黒毛穴の原因にもなります。
例えば、お肌の炎症を治そうとしている場合はターンオーバーが早まるため、通常よりも速いペースで角質が剥がれ落ちてしまい、毛穴詰まりを起こしやすくなります。
一方、加齢によってターンオーバーが遅くなると、剥がれ落ちずにお肌に残った角質層が厚くなって毛穴をふさいでしまうため、皮脂の出口が詰まってしまうのです。
このような状態は、鼻に多く見られます。


ここまで、毛穴が開いてしまう原因として5つを紹介しましたが、ご自身の毛穴に当てはまると思ったものはあったでしょうか。

毛穴のお悩みを改善するためにも、原因を知ったうえで対策することをおすすめします。



毛穴開きが悪化!NGな行動





気になる毛穴を目立たないようにするため、多くの方が何かしらの対策をしていると思われますが、そのなかには毛穴開きを悪化させてしまうNG行動があります。

ここでは、毛穴開きを悪化させてしまうNGな行動について紹介します。

◇詰まった角栓を無理やり押し出す

洗顔後、毛穴に詰まった角栓が気になって無理やり押し出してしまった、という経験のある方は多いのではないでしょうか。
実はこの行動が毛穴開きを悪化させるNG行動なのです。
角栓を無理やり押し出すことで、お肌を傷めてしまったり余計に毛穴が開いてしまったりするだけではなく、今まで以上に毛穴の皮脂が詰まりやすくなってしまいます。
また、簡単に毛穴の角栓が取れることで人気のあるシートタイプの毛穴パックも、皮膚への刺激が強すぎるため頻繁に使うことはおすすめできません。
もし毛穴パックを使用するなら、1~2週間に1回を目安にしてください。

◇毛穴の詰まりが気になるからとゴシゴシ洗顔する

もし、毛穴に詰まった角栓を取りたいがためにゴシゴシ洗顔しているのなら、その洗顔方法はこの機会に控えましょう。
ゴシゴシと強くお肌を摩擦するような洗顔は、健康なお肌のために必要な皮脂まで落としてしまいます。
本来必要な皮脂が失われてしまったお肌は、乾燥するだけではなく、皮脂が過剰に分泌されるようになってしまうため逆効果です。
また、毛穴の詰まりを解消しようと思って行なっているスクラブ洗顔は、毛穴周りのキメを乱し、お肌のバリア機能を低下させてしまうため、毛穴開きを悪化させてしまいます。

◇スキンケアをしない

クレンジングや洗顔、保湿ケアやエイジングケアなど、健やかなお肌を保つためのスキンケアをしないで放置していると、お肌の老化を加速させてしまいます。
乾燥や加齢によりお肌のハリや弾力がなくなれば、お肌がたるんで開き毛穴の原因になってしまうため、スキンケアをしないのは毛穴開きを悪化させるNG行動になるのです。
また、スキンケアをしないことでお肌に残った汚れが毛穴に詰まってしまうことも、毛穴開きを悪化させる原因になります。

◇ファンデーションやコンシーラーの厚塗り

毛穴開きをカバーしようと、ファンデーションやコンシーラーを厚塗りする方もいますが、余計に毛穴が目立って逆効果です。
また、厚塗りしたことでメイクが落としきれず、毛穴に汚れが詰まりやすくなる可能性も高くなります。
だからといって洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔フォームを使えば、必要な皮脂まで落としてしまってお肌が乾燥してしまうため、皮脂の過剰分泌につながるなどお悩みが増える結果になってしまいます。
毛穴開きを悪化させないためには、ファンデーションやコンシーラーの厚塗りをやめることが大切です。

毛穴開きを悪化させるNG行動を4つ紹介しましたが、逆効果だとは知らずに行なっていたことがあったかもしれません。

もし今までNG行動をしていたのなら、次に紹介する「毛穴の開きに効果的なお手入れ方法」に切り替えることをおすすめします。



毛穴の開きに効果的なお手入れ方法をご紹介





ここでは、お悩みの方が多い毛穴の開きを改善するために効果的なお手入れ方法や、見直すべきポイントについて紹介します。

◇クレンジング・洗顔を丁寧に行なう

汚れはしっかり落としつつ必要な皮脂は落としすぎないように、正しい方法で丁寧にクレンジングと洗顔を行ないましょう。

・正しいクレンジング方法

1.手を洗って清潔にする
2.ポイントメイクをオフする
3.乾いた手にクレンジングを取る(パッケージなどに記載された量を守る)
4.皮脂が多いTゾーンから洗う
5.30~32度のぬるま湯ですすぐ
6.清潔なタオルで押さえるように水分を取る

・正しい洗顔方法

1.手を洗って清潔にする
2.30~32度のぬるま湯で顔を濡らす
3.洗顔料を泡立てて優しく洗う
4.30~32度のぬるま湯ですすぐ
5.清潔なタオルで押さえるように水分を取る

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◇洗顔後のスキンケアを怠らない

・洗顔後は化粧水でしっかりと保湿する

お肌の乾燥を防ぐため化粧水はたっぷり使い、乾燥する部分には重ね付けするとよいでしょう。

・美容液をつける

美容液はシミやシワなど、ご自身の肌悩みに合わせて選ぶのがおすすめです。

・乳液やクリームで油分を補う

お肌の水分が蒸発するのを防ぐため、乳液やクリームの油分でフタをします。お肌の状態により、どちらか一方でもかまいません。

◇ベースを見直す

毛穴が気になるときは、ベースメイクの方法を見直してみましょう。

・化粧下地をしっかり肌になじませる

頬やおでこには指を滑らせるように、鼻周りは叩き込むようにして化粧下地を塗るのがポイントです。

・ファンデーションは軽い質感のリキッドタイプを

まずは頬を持ち上げながら、リキッドファンデーションを指の腹で薄く伸ばしていきます。おでこの部分は力を入れないよう気をつけながら放射状に伸ばし、鼻周りは指に残った量を軽くのせてなじませます。

・微粒子タイプのプレストパウダーで仕上げる

化粧下地とファンデーションで毛穴がほとんど気にならない状態になったら、微粒子タイプのプレストパウダーをのせて完成です。

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◇普段の生活を見直す

無理なダイエットや喫煙、不規則な生活を続けると、ホルモンバランスを崩し、毛穴開きが悪化する原因になってしまいます。バランスの良い食事と禁煙、規則正しい生活をするように心がけましょう。
特に注意が必要なのは、脂っこい食事と甘い食べ物です。これらは過剰な皮脂分泌につながるため白毛穴や黒毛穴の原因になりやすく、長期間摂り続けると毛穴開きを悪化させることになります。
毛穴開きを改善したいなら、ビタミン類が豊富な緑黄色野菜や、良質なタンパク質が含まれている肉や魚などを積極的に取り入れましょう。

また、睡眠不足が続くとお肌の新陳代謝であるターンオーバーが乱れるため、いつまでも古い角質がお肌に残って毛穴に詰まる状態になります。
お肌の調子を整えるために重要な成長ホルモンが分泌されるのも睡眠中であることを考えると、しっかりと質の良い睡眠を取ることが大切です。

毛穴開きを改善するためにも、この機会に普段の生活習慣を見直してみましょう。

◇紫外線対策を行なう

シミやシワの原因になることで知られている紫外線は、美肌になりたい方にとっての大きな敵です。
直接紫外線を浴びると皮膚は酸化し、毛穴が黒ずんだり詰まったりします。それだけではなく、コラーゲンやエラスチンの生成を阻害するため、乾燥肌やたるみ肌、開き毛穴の原因にもなってしまいます。
紫外線の影響を受けるのは夏の間だけではありません。年間を通して紫外線対策を行ない、開き毛穴を悪化させないように注意しましょう。

毛穴開きを改善するために効果的なお手入れ方法としてクレンジングや洗顔、ベースメイクを、見直すべきポイントとして普段の生活や紫外線対策を紹介しました。ぜひ、できることから実践してみましょう。



まとめ



毛穴には「開き毛穴」「黒毛穴」「白毛穴」などの種類があり、毛穴が開く原因も皮脂の過剰分泌や乾燥、加齢などそれぞれ異なります。

しかし、毛穴の開きを改善しようとした結果、知らずに毛穴の開きを悪化させるNG行動を取っていることもあるため、注意が必要です。

毛穴の開きを改善したいなら、正しいクレンジングと洗顔でお肌の汚れをしっかり落とし、保湿に重点をおいたスキンケアをすることが大切になります。

「桜花媛」のBBクリームなら厚塗りしなくてもきれいにベースメイクが作れるため、クレンジングや洗顔で汚れを落としきれないという心配をせずにご使用いただけますので、ぜひお試しください。

毛穴が気にならないお肌になるためにも、正しいお手入れ方法を知って毎日の生活に取り入れてください。



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アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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