化粧崩れしない方法をスキンケア・ベースメイクに分け解説!|BBクリームの桜花媛
昼を過ぎ、夕方に近づくにつれ化粧崩れが気になってくる。このような経験をしたことのある方は案外多いのではないでしょうか。
意外にも正しいスキンケアとベースメイクの方法を知らずに、間違ったスキンケアとベースメイクづくりをしていることが原因となって、化粧崩れを起こしているケースもあるのです。
そこで今回は、化粧が崩れる原因をはじめ、化粧崩れをしないための対策方法を、スキンケア編とベースメイク編に分けて解説し、化粧崩れしない方法を紹介します。
一日中きれいな化粧をキープできるように、ぜひご参考にしてください。
化粧が崩れる原因とは?
化粧崩れをした顔は疲れているように見えたり、老けて見えたりするのでどうにかして避けたいところです。
では、なぜ化粧崩れが起きるのでしょうか。ここでは、化粧崩れの原因について解説します。
◇乾燥によって過剰分泌される皮脂によるもの
肌の皮脂腺は外部刺激から肌を守ったり、水分の蒸発を防いだりするために必要な皮脂を分泌します。その際、肌の状態が正常であれば、分泌される皮脂の量はそれほど多くはありません。
しかし、エアコンの風や外気の影響、紫外線の影響などで肌が乾燥すると、うるおいを取り戻そうと皮脂が過剰に分泌されてしまうため、肌がベタベタしてきます。
この状態でメイクをしても、皮脂量が多すぎる肌には化粧下地もファンデーションも密着しにくくなるため、時間が経つにつれ化粧崩れを起こしやすくなるのです。
化粧崩れをしないためには、十分な保湿ケアをして、肌の乾燥を防ぐという方法がおすすめです。
◇スキンケアを丁寧に行なっていない
毎日朝と夜に行なうスキンケアでは、「肌に手が吸い付くようなイメージ」になるまで、しっかり保湿するのがポイントです。
ところが、乾燥による皮脂の過剰分泌で肌がベタつくことを、「オイリー肌」だと思いこんでいる方の場合は、保湿が十分でないことが考えられます。
ほかにも、「化粧水をつければ保湿ケアは終わり」と思っている、「ベタつくから乳液やクリームは使わない」など、毎日のスキンケアが雑になっていたり、自分の肌に合っていなかったりする場合は、せっかくきれいにメイクをしても崩れやすくなります。
誤ったスキンケアは、肌の乾燥やベタつきを招き、メイクが崩れる原因になってしまうのです。
◇スキンケアをしたあとにすぐメイクをしている
慌ただしい朝などは、スキンケアをした直後にメイクをするという方もいるかもしれません。
しかし、スキンケア直後は、化粧水や乳液などに含まれる水分や油分で肌が濡れているため、化粧下地やファンデーションを塗っても思ったようには肌に密着してくれません。
そして、肌に密着していな化粧下地やファンデーションは、時間が経つにつれ化粧崩れやヨレの原因となってしまいます。スキンケアが肌になじむまで、化粧下地やファンデーションを塗るのは待ちましょう。
どうしても時間がないという場合は、ティッシュペーパーで軽く押さえてからメイクしてください。
化粧下地が崩れてしまう原因については以下の記事もご参照ください。
ファンデーションがヨレる原因を解説!ヨレないための対策とヨレたときの直し方
スキンケアをする際にしっかり保湿をしないと、乾燥による皮脂の過剰分泌が起こり、皮脂と混ざりあったファンデーションが崩れやすくなります。
また、化粧水や乳液などが肌になじむ前にメイクをすることも、ファンデーションが肌に密着せずヨレる原因になります。化粧崩れを防ぎたいのなら、しっかり保湿をしたうえで、スキンケアが肌になじんでからメイクをしましょう。
化粧崩れをしないための対策方法【スキンケア編】
ここまで読んだ方は、化粧崩れの原因の一つはスキンケアにあることがわかったと思います。 では、化粧崩れをしないようにするには、どのようにスキンケアをすればよいのでしょうか。ここではスキンケアのポイントとなる方法を2つ紹介します。
◇洗顔で余分な汚れを洗い流す
「洗顔料を使って洗顔するのは夜だけ」というのは要注意です。
夜寝ている間にも皮脂は分泌されるため、それを洗い流さずに化粧をすると、皮脂が過剰分泌されたときと同じように化粧崩れの原因となったり、肌荒れの原因になったりします。
化粧崩れや肌荒れを防ぐため、夜だけではなく朝も洗顔料を使って皮脂などの汚れを洗い流しましょう。
洗顔する際は、まず手を洗って清潔にし、ぬるま湯で顔全体を濡らします。
次に、洗顔料を十分に泡立てて、Tゾーンから顔の外側に向かって洗っていきます。その際に注意することは、肌を直接こすらないことです。肌を直接こすると角層を傷つけてしまうため、洗顔料の泡をつぶさないように、やさしく洗ってください。
洗い終わったら、ぬるま湯で十分にすすぎます。洗顔する際のぬるま湯は30~32度くらいが最適といわれていますが、乾燥肌なら28度、混合肌なら28~32度が最適だとされています。オイリー肌の場合は34~35度くらいでもよいでしょう。
なお、30度のぬるま湯は手を入れると少し冷たいと感じるくらい、32度だと顔につけたときに少しひんやりします。思ったよりも冷たいと感じるかもしれませんが、あまり熱いお湯で洗顔すると必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥する原因になるため注意してください。
◇洗顔後しっかり保湿する
洗顔後の肌は水分が失われやすく、乾燥しやすい状態になっています。肌の乾燥は皮脂の過剰分泌による化粧崩れの原因となるため、洗顔後は時間を置かずにしっかりと保湿をしましょう。
洗顔後にしっかりと保湿をするには、次の方法がおすすめです。
洗顔後は、タオルで軽く押さえるようにして水分をとりましょう。タオルでゴシゴシこすると肌を傷めてしまうため、こすらないように注意してください。
水分をとった肌はそのままにしておくと乾燥しやすいため、洗顔後すぐに化粧水をつけましょう。化粧水は説明書の分量にしたがって数回に分け、手のひらで顔を包むようになじませます。
しっとりモチモチの肌が手に吸着するような状態になれば、化粧水での保湿はOK。最後にセラミドやヒアルロン酸など、保湿成分入りの乳液やクリーム、美容液などをなじませて終了です。
この方法を朝と夜のスキンケアタイムに取り入れることで、しっかりと保湿ケアができます。
さらに、顔全体の乾燥が気になる場合はフェイスマスク、部分的な乾燥が気になる場合はコットンパックをするのもおすすめです。
なお、保湿のしすぎも化粧崩れの原因となるため、クリームの代わりに乳液にする、あるいは美容液にするなど、自分の肌に合ったスキンケアを行ないましょう。
化粧崩れを防ぐため、皮脂などの汚れをしっかり洗い流し、十分な保湿ケアをするようにしましょう。ポイントは夜だけではなく朝も洗顔料を使って洗顔し、時間を置かずに保湿ケアをすることです。
化粧崩れをしないための対策方法【ベースメイク編】
化粧崩れをしないためのスキンケアが終わったら、次はベースメイクです。ここでは、化粧崩れをしないためのベースメイクの方法について紹介します。
◇スキンケア後は余分な油分を軽くオフする
スキンケアをした直後にベースメイクをすると化粧崩れを起こしやすいため、スキンケア後は5分ほど時間を置いてからベースメイクづくりを始めるようにしましょう。
化粧水の水分や乳液・クリームの油分で肌が濡れた状態で化粧下地を塗ると、肌がベタついて化粧崩れの原因となるため、時間を置いたあとに余分な油分をティッシュペーパーでオフします。
こうすることで、化粧下地のムラやヨレを防ぐ効果があります。
◇下地で化粧崩れしない土台を作る
化粧下地は保湿した肌を粉吹きから守り、ファンデーションのヨレを防止するためにも必ず必要なものです。パール大の化粧下地を、おでこ・鼻・両頬・あごの5点に化粧下地を置いて、均一に伸ばすように塗りましょう。
Tゾーンやあごには少なめに、頬には多めに塗るのが化粧崩れを防ぐポイントです。余分な化粧下地は軽くティッシュオフすることで、崩れにくい化粧の土台を作ることができます。
詳しい化粧下地の塗り方は以下の記事もご参照ください。
化粧下地の塗り方・使い方の基本
◇ファンデーションは厚塗りしすぎないように
ファンデーションの厚塗りは、化粧下地に密着しない部分ができることで化粧崩れの原因となるため、できるだけ薄塗りを心がけましょう。
なお、ファンデーションは粉吹きが目立ちやすいパウダータイプのものより、リキッドタイプのものの方が肌に密着するため、化粧崩れしない方法の一つとしてリキッドタイプのファンデーションを使うのもおすすめです。
また、ファンデーションを塗る際は、水を含ませたスポンジでトントンと叩くように、内側から外側へ伸ばしてなじませるのがポイントです。こうすることで、肌への密着感がアップします。
◇仕上げにフェイスパウダーを塗ってメイクキープ
ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーを塗ることで、粉が余分な油分を吸収し、メイクの持ちを良くする効果があります。化粧崩れしないベースメイクを作る方法として、必ずフェイスパウダーで仕上げるようにしましょう。
フェイスパウダーはブラシで軽くのせる程度の量でOKです。顔の中心から外側に向かってなじませます。
フェイスパウダーを使用するメリットについてはこちらの記事もご参照ください。
BBクリーム後の上にパウダーを重ねるメリットと使い方(順番)
化粧崩れをしないベースメイクをつくるには、丁寧な下地づくりと薄付きのファンデーション、仕上げのフェイスパウダーが重要なポイントとなります。
正しい方法で、丁寧にベースメイクをしましょう。
まとめ
化粧崩れする原因は乾燥による皮脂の過剰分泌、雑なスキンケア、そしてスキンケア直後のメイクです。まずは、この原因となるものを改善することが、化粧崩れしないために必要な方法となります。
朝と夜の2回、正しい方法で洗顔することから始めましょう。洗顔後は、時間を置かずにしっかりと保湿することも忘れずに行なってください。
化粧をする際は、スキンケアが肌になじんでいることを確認してから余分な油分をオフし、化粧下地で土台をつくります。そのあとに、リキッドタイプのファンデーションを薄塗りにすることが、化粧崩れしないための方法です。
リキッドタイプのファンデーションを新たに購入するなら、薄塗りでもしっかりしたカバー力がある桜花媛のBBクリームがおすすめです。
仕上げのフェイスパウダーをのせて、化粧崩れしないメイクをキープしましょう。
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アスリジエLAB.編集部
桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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