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ファンデーションがカサカサに見える原因と応急処置・メイクの方法|BBクリームの桜花媛


ファンデーションがカサカサに見える原因と応急処置・メイクの方法|BBクリームの桜花媛


秋から冬の乾燥する季節にかけて「ファンデーションを塗るとカサカサに見えるのが気になる。」という悩みを持つ方は、多いのではないでしょうか。
2022年12月の東京地方の湿度を調べてみると、最小湿度は15%、平均湿度でも50%台と空気がとても乾燥していることがわかります。
空気が乾燥していると、どうしてもお肌が乾燥し、ファンデーションを塗ったお肌でもカサカサとした感じになってしまいます。

ツヤのある滑らかな肌に見せたくてメイクをしているのに、実際はカサカサに見えてしまうというのは大きな問題です。しかも、何とかして隠したいと思っても、カバーするどころか余計にカサカサになってしまうこともあります。

ここでは、ファンデーションを塗ると肌がカサカサに見える原因をはじめ、応急処置の方法やカサカサを防ぐための対策、メイク方法のポイントなどを解説します。



ファンデーションで肌がカサカサに見える原因とは?



ファンデーションを塗った肌がカサカサに見えてしまう原因として、以下の4つが考えられます。

◇肌が乾燥してしまっている


肌が乾燥していると「角層」に不調が生じるため、ファンデーションを塗った肌がカサカサになってしまう要因になります。ほかにも肌あれやカサつき、乾燥ジワなど、さまざまな悩みを引き起こす要因になるのも肌の乾燥です。

また、肌が乾燥するのは冬に多いといわれますが、冷暖房によって空気が乾燥している室内で過ごすことで、肌の表面から水分が失われてしまうため、季節に関係なく乾燥を招くこともあります。このように肌が乾燥した状態でベースメイクを重ねると、化粧ノリが悪くなるだけではなく、化粧崩れの原因にもなってしまいます。

◇ファンデーションを厚塗りしてしまっている


シミやそばかす、クマなどが気になる場合、しっかりカバーしたいためにファンデーションを厚塗りしてしまうことがあります。しかし、ファンデーションを厚塗りすると肌に密着しないため、余分なファンデーションがウロコのようにカサカサになることがあります。



ファンデーションと下地の相性が悪い場合がある



ファンデーションを塗った肌がカサカサに見えるけれど、肌の乾燥が問題ではないという場合もあります。その際は、ファンデーションと下地の相性が悪いために、粉が吹いてカサカサになっている可能性が考えられます。

ファンデーションにはクリームファンデーションのように水分を多く含むタイプのものや、ルースファンデーションのように水分をほとんど含まず、粉と油でできているタイプがあります。例えば、油分の多い下地の上に、水分を多く含んだファンデーションを使うと、メイクのノリが悪くなってしまいます。また、撥水性の成分が入った下地の上に水分を多く含むファンデーションを使うと、ファンデーションを弾いてしまうので崩れやすくなります。このように、ファンデーションと下地の相性もカサカサ肌の原因となります。

◇顔の産毛処理が十分にできていない


顔に産毛が生えたままの状態では、ファンデーションを塗ったときに産毛が邪魔になり、肌に密着しづらくなってしまいます。そのため、ファンデーションを塗っても浮いてしまい、カサカサになってしまうことがあります。顔の産毛が原因でカサカサに見える場合は、顔用のカミソリや電子シェーバーなどできちんと産毛を処理しておきましょう。

ここまでに、ファンデーションを塗った肌がカサカサに見えてしまう原因を4つ紹介しましたが、自分に当てはまるものはあったでしょうか。適切な対策をするには原因をはっきりさせることが重要なので、自分の場合は何が原因なのか、しっかり考えてみてください。



ファンデーションで肌がカサカサになってしまった場合の応急処置の方法と注意点



ファンデーションを塗って肌がカサカサになってしまった場合、応急処置の方法は4つあります。それぞれ注意点も併せて紹介しますので、参考にしてください。

◇クリームで応急処置をする


クリームをなじませる応急処置には、スクワランやホホバオイル、ヒアルロン酸など、皮脂に近い保湿力のある成分が配合されたクリームを使います。スクワランは皮脂に含まれるスクワレンというオイルを酸化しにくく加工したものであり、ホホバオイルは皮脂に含まれるワックスエステルと同じ成分です。また、ヒアルロン酸が配合されているクリームは保湿力が高く、伸びも良くてべとつかないという特徴があります。

乾燥肌におすすめのスクワランやホホバオイル、ヒアルロン酸などが配合されたクリームには、油分と水分の両方が含まれているので、以下の方法でカサカサ肌の応急処置ができます。
  • 1.カサカサになってしまった箇所にクリームをなじませる。
  • 2.コットンなどでクリームを優しく拭き取る。
  • 3.コンシーラーや、ファンデーションを薄く肌にのせて応急処置をする。

◇乳液で応急処置をする


クリームでは油分が多すぎる場合や、脂性肌・混合肌の方などは、乳液で対処するのがおすすめです。乳液にも油分と水分の両方が含まれているため、うるおいを補えます
  • 1.カサカサになってしまっている箇所に乳液をなじませる。
  • 2.コットンなどで乳液を優しく拭き取る。
  • 3.コンシーラーや、ファンデーションを薄く肌にのせて応急処置をする。

◇リップクリームやワセリンで応急処置をする


ワセリンは石油を精製して作られた保湿剤で、精製度の高い「白色ワセリン」においては医療機関でも扱っているほか、薬局やドラッグストアでも購入できます。また、リップクリームにも油分が含まれているので、カサカサ肌の応急処置にも最適です。
  • 1.カサカサになってしまっている箇所に、こすらないよう丁寧にリップクリームやワセリンをなじませる。
  • 2.コンシーラーや、ファンデーションを薄く肌にのせて応急処置をする。 付けすぎるとかえってファンデーションがムラっぽくなるので、薄く伸ばすなどの注意が必要です。

◇ミスト状の化粧水を使うと逆効果になる場合もあるので注意


ミスト状の化粧水はサッと使えるという便利な面はありますが、すぐに蒸発してしまうため、肌の水分を奪ってしまうことにもつながります。そのため、ミスト状の化粧水のみでカサカサ肌の応急処置をするのは難しいといえます。

[参考記事]
ミスト化粧水・保湿ミストの上手な使い方・注意点

ここで紹介した4つの方法はあくまでも応急処置ですが、化粧直しをする時間がないときでも手軽にできますので、万一の場合は試してみてください。



ファンデーションで肌がカサカサになる場合の対策





ファンデーションを塗ると肌がカサカサになってしまうときの対策として、4つの方法を紹介します。

◇スキンケアをしっかりする


乾燥肌が原因でカサカサになる場合には、保湿に重点をおいたスキンケアをすることが重要になります。洗顔やクレンジングの際は必要な皮脂まで洗い流さないことや、力を入れて肌をゴシゴシこすらないことに注意しましょう。

なお、洗顔後はすぐに保湿化粧水で保湿し、乳液やクリームなどの保湿化粧品で油分を補います。化粧水のみでは肌の水分がすぐに蒸発してしまうため、乾燥がひどいときほど乳液やクリームを併用して保湿効果を高めることも大切です。

また、十分な保湿効果をえるために、保湿化粧品の適量を守って使用しましょう。化粧品メーカーが推奨する適量よりも少ない、あるいは多いということもあるので、実際に使っている量に差がないか、確かめてみることをおすすめします。正しい方法と適量の保湿化粧品で朝晩のスキンケアを行ない、肌を整えることが大切です。

◇お肌の角質を整える


年齢を重ねると、肌のターンオーバーが遅くなる傾向にあります。ターンオーバーが遅くなることで古い角質が溜まると、肌がカサカサに見えてしまうこともあるため、ピーリング(角質ケア)で古い角質をきれいに取り除くのもおすすめです。

また、ターンオーバーが乱れる原因として、睡眠不足や寝る前の飲酒、喫煙などが考えられるため、ターンオーバーを整えたり促進したりするには、生活週間の見直しも必要です。その他、バランスの良い食事や肌の保湿ケアも、ターンオーバーを整えるための大切な要素となります。ファンデーションを塗ったときのカサカサ肌が気になる方は、一度生活習慣を見直してみることをおすすめします。

◇自分の肌に合ったファンデーションを選んで使う


乾燥肌の方がマットな仕上がりのファンデーションを使うと、乾燥してカサカサに見えてしまったり、時間の経過と乾燥によるシワが目立ってしまったりするため、基本的にはツヤっぽく仕上がるものを使うのがおすすめです。パウダーファンデーションは乾燥してしまうことが多いため、乾燥肌にはあまりおすすめできませんが、リキッドファンデーションやクッションファンデーションなら、うるおっているようなツヤっぽい肌を再現できます。

乾燥がひどい場合は、クリームファンデーションがおすすめです。油分が多いクリームファンデーションは、しっとりと肌に密着して乾燥を防いでくれます。ファンデーションを塗ったときのカサカサ肌が気になる方は、自分の肌に合うファンデーションを使うことが大切なので、タイプ別の特徴をファンデーション選びの参考にしてください。

◇自分の肌に合った保湿力の高い化粧下地を選んで使う


ファンデーションを塗ったあとに肌がカサカサになってしまう要因として、化粧下地の使用量が足りないことや、化粧下地がサラサラしていて保湿効果がないことも考えられます。特にパウダーファンデーションをきれいにのせるためには、化粧下地を塗ったときの肌が、ある程度「ペタペタ」した状態であることが理想的です。

化粧下地は自分の肌質や肌悩みに合ったものを使うため、自分の肌に合った油分・水分・粉分のバランスであることや、保湿成分が配合されていること、なるべく低刺激なものを選ぶようにします。また、ファンデーションとの相性が良い化粧下地を使うことも重要です。パウダーファンデーションを使うのであれば、粉分の割合よりも油分や水分の割合が多い化粧下地を選ぶなど、油分・水分・粉分のバランスで考えるとよいでしょう。

ファンデーションを塗ったあとのカサカサ肌が気になる方は、保湿ケアと角質ケアをしつつ、自分に合うファンデーションと化粧下地を探してみましょう。



ファンデーションで肌がカサカサにならないためのメイク方法・ポイント



ファンデーションで肌がカサカサになる原因や、それを防ぐための対策についてはすでに紹介したので、ここではファンデーションで肌がカサカサにならないためのメイク方法と、そのポイントについて解説します。

◇ファンデーションに乳液やフェイスオイルを混ぜてメイクする


肌の乾燥が気になる場合は、リキッドファンデーションに乳液やフェイスオイルを混ぜてメイクをすることで、カサカサするのを防いでしっとりとした仕上がりにできます。乳液の量は、少し乾燥していると感じる場合ならリキッドファンデーションの3割くらい、乾燥がひどい場合は半量くらいを目安に、自分にとってベストな割合を見つけましょう。オイルを混ぜるなら1滴までに抑えることで、ベタベタしてしまうのを防げます。

◇ファンデーションの前の化粧下地をしっかりお肌になじませる


ファンデーションを塗る前には、保湿力の高い化粧下地をしっかりと肌になじませましょう。こうすることで、乾燥しないベース作りができます。化粧下地は、おでこ・鼻先・両頬・あごにおき、顔の中央から外側に向けて滑らせるようになじませるのがポイントです。また、ファンデーションがヨレやすい小鼻周辺やあごは、化粧下地の量を控えめにするとよいでしょう。 乾燥する場所や乾燥が気になる場所にはクリームをなじませ、乾く前にスポンジなどで押さえ塗りをするのも効果的です。化粧下地を伸ばしたあとは両手で肌を包み、手のひらの体温でなじませます。そのあとにファンデーションをのせていきましょう。

◇ファンデーションの厚塗りを避けて薄めのメイクを心がける


ファンデーションを厚塗りしてしまうと、肌に密着しなかったファンデーションがうろこのようになり、カサカサになることがあるので、薄めのメイクを心がけましょう。乾燥しやすいパウダーファンデーションだけではなく、保湿力が高いリキッドファンデーションやクリームファンデーションにも粉分が含まれているため、厚塗りすると肌の水分を奪ってしまうこともあるので注意が必要です。くすみやシミなどの気になるところはファンデーションで隠そうとするのではなく、コンシーラーを使って部分的にカバーするのがおすすめです。



まとめ



ファンデーションを塗ると肌がカサカサして見えるのは、乾燥肌やファンデーションの厚塗りなどが原因です。化粧直しをする時間がないときは、保湿成分の配合されているクリームや乳液、ワセリンやリップクリームなどを肌になじませるという応急処置を紹介しましたが、カサカサ肌を防ぐにはしっかりとした対策も重要です。

カサカサ肌を防ぐ対策として重要なことは「保湿」です。朝晩のスキンケアはもちろん、化粧下地やファンデーションも保湿力の高いものを使うことで、ファンデーションを塗ってもカサカサにならないベース作りができます。乾燥肌には油分や水分が多く含まれるリキッドファンデーションがおすすめですが、BBクリームなら化粧下地の役目も含まれているので、ベース作りがBBクリームだけで完了します。

BBクリームはカバー力も高く、肌にもしっかり密着するため、カサカサにならないベースメイクを目指している方にもぴったりです。ファンデーションを塗ったあとのカサカサ肌に悩んでいるけれど、まだBBクリームを使ったことがないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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