夏の肌ダメージケアとターンオーバーの関係 役割と正常に保つためのポイントを解説|BBクリームの桜花媛
今年も厳しい暑さに見舞われている日本各地ですが、暑さと強い日差し、汗、屋内のエアコンなどで、肌は日々ダメージを受けている状況です。
夏に受けた肌ダメージは時間をかけて少しずつ肌に現れるため、特に秋に肌の不調を感じる方が多いようです。
この記事では夏の肌ダメージをケアするために重要な役割を担うターンオーバーについて解説します。また、ターンオーバーのはたらきを正常に保つための生活習慣のポイントも併せて解説します。
肌にとっても過酷な夏
2024年の夏も強い日差しと非常に高い気温に見舞われ、で身体だけではなく肌にとっても過酷な環境です。
このような状況で肌はどんなダメージを受けているのでしょうか。
◇夏に肌が受けるダメージ
- 紫外線
- 冷房やハンディファンの風
- 汗 汗は体温調節を担う大切な機能ですが、肌が敏感な人にとっては汗がしみたり、かゆみをもたらしたりしてダメージとなることがあります。
紫外線はシミのもととなるメラニンを生成させるだけではなく、肌の弾力を保つコラーゲンを傷つけるため、シワやたるみの原因にもなります。
冷房によって肌が乾燥することが知られています。また、最近はハンディファンの風を常に顔に向けている人も多く、さらに乾燥を加速させる可能性があります。
◇夏の肌ダメージが秋以降の肌トラブルにつながることも
紫外線を浴びた肌は、肌を守るためにメラニンを生成します。紫外線を浴び続けてメラニンが大量に生成されるとシミとなります。また、冷房・ハンディファンによって肌が乾燥すると、肌を守ろうとして角質(肌のいちばん表側にある細胞)が厚くなり、それによってゴワゴワした手触りになるだけでなく、厚くなった角質が十分に水分を保持しないために見た目にも透明感が失われます。
夏の肌ダメージケアのポイントは「ターンオーバー」
◇ターンオーバーとは
ターンオーバーは、私たちの肌で起こっている細胞の生まれ変わりのことで、ターンオーバーがあることで、古い細胞がはがれ落ち、新しい細胞に取って代わられます。私たちの皮膚にある「表皮」と呼ばれるいちばん表側の部分は、基底層・有棘層・顆粒層・角層の4層構造になっています。表皮のいちばん下にある基底層では新しい細胞が作られ、分化・成熟しながら「表皮」の上層に向かって移動し角質層を形成したあと、垢となってはがれ落ちていきます。このサイクルをターンオーバーと呼んでいます。
◇ターンオーバーが乱れることで起こる肌トラブル
ターンオーバーの周期は通常約28日と言われていますが、ストレスや睡眠不足、加齢などでターンオーバーの周期が乱れてしまいます。ターンオーバーの周期が乱れると
- 肌の乾燥
- ゴワつき
- キメの乱れ
- シミ
ターンオーバーが正常におこなわれていれば古い角質は一定のサイクルではがれ落ちますが、ターンオーバーの周期が乱れると古い角質が肌表面に居残ってしまいます。古い角質は水分を十分に保つことができないため、バリア機能が低下し、肌の乾燥をまねきます。
また、古い角質が蓄積されることでゴワゴワとした手触りになり、肌表面がいびつな状態になることで見た目の決めが失われ、透明感のない印象になってしまいます。
さらに、ターンオーバーの周期が正常であれば紫外線によって生成されたメラニンも古い角質とともにはがれ落ちていくのですが、ターンオーバーの周期が乱れることでメラニンを含む古い角質が蓄積し、シミとなって肌表面に現れます。
このように、ターンオーバーは肌のうるおい保持、なめらかさやキメ、シミのもととなるメラニンの排出にとても重要な役割を果たしています。特に紫外線の強い夏に肌が受けるダメージをケアするためには、ターンオーバーの周期を乱さないようにすることがとても大切です。
ターンオーバーを整えるために大切な3つの習慣【1.栄養】
ここからはターンオーバーの周期をと問えるために大切な生活習慣について解説します。
まず1つめは栄養(食事)です。
多くの方は、美肌のために食事(と食事から摂る栄養)が大事であることはご存知かと思います。ですが、忙しさ等の理由で毎日栄養のことを考えた食事をするのが難しいことも事実です。
身体は食事から摂る栄養素をもとに作られ、肌も同様です。ターンオーバーを整えるのに特に必要な栄養素は
- たんぱく質
- ビタミンB群
- 亜鉛
たんぱく質は皮膚のもととなる重要な栄養素で、また栄養素を体のすみずみにまで運ぶために重要な血液を作るもとにもなります。
ビタミンB群は栄養の代謝を助けるビタミンです。ビタミンB群はかつお、赤身の魚、鶏のささみなどの脂の少ない肉類に多く含まれています。また、バナナ、パプリカ、ごまなどにも含まれます。
亜鉛は肌や髪の毛の生まれ変わりを促す栄養素です。うなぎ・牡蠣・シジミ・鯵などの魚介類、カシューナッツやアーモンドなどの種子、豚レバー・牛肉赤身、チーズ、卵黄に多く含まれます。
これらの栄養素を含むサプリメントも販売されていますが、基本は食事から摂るようにしましょう。ランチにゆで卵を1つプラスする、おやつにナッツを取り入れる等、手軽に始めてみてはいかがでしょうか。
ターンオーバーを整えるために大切な3つの習慣【2.睡眠】
ターンオーバーを正常に保つためになぜ睡眠が重要なのかというと、肌の再生は睡眠中におこなわれるからです。
たった1日睡眠不足の日があっただけで、翌朝の肌の調子が急激に悪くなったという経験はありませんか?それくらい睡眠は肌の調子に深く関わっているのです。
睡眠不足が続けば新しい細胞が作られることが妨げられ、美肌から遠ざかってしまいます。睡眠不足を感じている方は今日から少しずつ早く寝る習慣を取り入れていきましょう。
◇よい睡眠のための習慣
寝る前に強い光を浴びることはよい睡眠を阻害してしまいます。寝る時刻の1時間前からスマホやテレビを見ない、と決めてしまうのもよいでしょう。日々の生活を見直してみると、無意識にテレビやスマホを眺めている時間があるのではないでしょうか。一度振り返ってみることをおすすめします。
入浴のタイミングも重要です。お風呂で体が温まったあと体温が下がるタイミングで入眠するとスムーズに眠れます。シャワー派の方は週に1回からでもいいので湯船につかってみてはいかがでしょうか。
ターンオーバーを整えるために大切な3つの習慣【3.運動】
健康維持や体型維持に欠かせない運動ですが、ターンオーバーを正常に保ち美肌を目指すためにもとても良い効果があります。
◇運動のメリット
運動して体を動かすと血行がよくなります。食事から摂った栄養素は、酸素と一緒に血液にのって体のすみずみにまで運ばれるため、新しい細胞の産生を助けます。また、適度な運動は良い睡眠にもつながるので、睡眠中の肌の再生効果アップが期待できます。ストレスが緩和され、自律神経が整うことも美肌に大きく貢献します。
◇運動する時間がない人はどうしたらいい?
運動というと専用のウェアに着替えて専用の場所に行って・・・と考えてしまい、ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そのような方におすすめなのが、日常生活の中に軽い運動を取り入れることです。
通勤時の駅のエスカレーターを使わず、階段にする、お仕事の休憩時間にフロア1~2階分の階段を上り下りする、掃除機をかける、バランスボールに乗ってテレビを見る、このようなちょっとした運動でも毎日続ければ効果的です。
動画サイトを見ながらストレッチや筋トレをするのも良いでしょう。ぜひできるところから取り入れてみてください。
まとめ
夏の肌ダメージをケアするのに、ターンオーバーが重要な役割を果たしていることがわかりました。ターンオーバーの周期は早すぎても遅すぎてもよくありません。加齢やストレスなどさまざまな原因で乱れてしまいがちですが、栄養・睡眠・運動といった生活習慣で正常に保つことができますので、できるところから少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
もちろん、紫外線をできるだけ浴びないようにし、乾燥やシワ、シミの原因となる紫外線を防ぐことも大切です。外出時にはなるべく日焼け止めや日傘・帽子などで紫外線を防ぎましょう。
紫外線対策としておすすめなのが、桜花媛のBBクリームです。
桜花媛のBBクリームには日焼け止めの効果もあるため、ファンデーションとは別に日焼け止めを購入する必要はありません。
自分の肌との相性やカラーの違いを試せるよう、お好みのカラー2色を選べる「お試しサンプル」をご用意しているので、ぜひ下記よりお気軽にお申し込みください。
「お試しサンプル」のお申し込みはこちら
[あわせて読みたい記事]
>>
紫外線を浴びるとニキビの原因に!日焼け止めの選び方・使い方についても詳しく解説
>>
マスクの着用で毛穴が開く?!原因やお手入れの正しい方法・NG方法を徹底解説
この記事を書いた人 -WRITER-
アスリジエLAB.編集部
桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
Twitter@sakuraprincesss
Instagram@sakuraprincess_jp