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冬に毛穴が目立つのはなぜ?原因と効果的な肌ケアを徹底解説|BBクリームの桜花媛


冬に毛穴が目立つのはなぜ?原因と効果的な肌ケアを徹底解説|BBクリームの桜花媛


秋から冬に季節が移り、空気が乾燥してくると、多くの方が肌のキメの乱れや毛穴の目立ちを感じているようです。毛穴の悩みというと、夏の皮脂過剰を思い浮かべがちですが、実は冬の環境には、毛穴を目立たせてしまう特有の隠れた原因が存在します。

今回のコラムでは、冬の毛穴トラブルを引き起こす3つの原因を解明し、毎日のスキンケアと内側からのケアで「冬の毛穴目立ち」を解消する方法をご紹介します。



冬の毛穴トラブル、3つの隠れた原因



冬の毛穴は、皮脂ではなく「乾燥」と「冷え」が引き起こす複合的なトラブルによって目立ちます。

◇原因1:空気の乾燥による「キメの乱れ」

冬は外気の湿度が下がるうえ、暖房器具の使用により室内の湿度が極端に低下します。その結果、肌の角層の水分量が減少し、肌表面のキメが整わず、不規則な状態になります。

肌のキメが乱れると、光の反射が均一にならず、毛穴の周りが乾燥で落ちくぼんだり、毛孔壁に影ができやすくなります。この「影」が、毛穴を実際以上に深く、大きく見せてしまうのです。毛穴の開きと角層の水分量には相関があることが研究でも指摘されており、乾燥こそが毛穴の目立ちを加速させる要因の一つです。

◇寒さによる「血行不良とくすみ」

冬の寒さにより体温が下がり、血行が悪くなると、肌に十分な酸素や栄養が運ばれにくくなります。これにより肌全体がくすんだり、顔色が悪く見えたりします。

肌がくすむと、毛穴の凹凸によって生じる影と、周囲の肌の色とのコントラストが強くなってしまいます。コントラストが強まるほど毛穴の影が際立ち、結果的に毛穴がより深く、目立って見えてしまうのです。また、血行不良は肌の新陳代謝(ターンオーバー)の停滞にも繋がります

◇ターンオーバーの乱れによる「角質肥厚と詰まり」

肌の細胞が生まれ変わるサイクルであるターンオーバーは、乾燥や血行不良といった外部環境の変化に非常に敏感です。 冬の乾燥や冷えは、ターンオーバーの遅延を引き起こしやすくなります。本来なら自然に剥がれ落ちるはずの古い角質が肌表面に留まりやすくなる「角質肥厚」の状態になると、毛穴の出口を塞いでしまいます。古い角質が皮脂と混ざり合うことで「角栓」が形成され、毛穴を押し広げたり、毛穴が詰まった状態となって目立ちを悪化させる原因となります



肌本来の力を引き出す基本の肌ケア





角質とりジェルやふき取り化粧水など、角質除去を目的としたアイテムが多数ありますが、新たにアイテムを購入するのがためらわれたり、肌が敏感でこれらのアイテムを使うことに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで、商品やふき取り化粧水を使わず、肌に優しくアプローチし、冬の毛穴トラブルを解消するための方法をご紹介します。これは、肌の自然なターンオーバーをサポートし、根本から健やかな肌状態を目指すケアです。

◇対策その1:洗顔方法を見直す

最も手軽かつ重要なケアは、毎日の洗顔を見直すことです。特に「毛穴詰まり」が気になっている場合では、メイクや皮脂が落としきれていないことが原因だと考えて、クレンジングや洗顔を念入りにやってしまいがちです。ただ、必要な皮脂までをもクレンジングや洗顔で落としすぎて乾燥し、皮膚が乾燥を補うために皮脂を分泌していることもあるので、洗いすぎはかえって乾燥を進ませてしまいます。
なんとなくおこなっているクレンジングや洗顔を今一度見直してみましょう。

  • クレンジング後の肌のつっぱり感が気になる場合は、洗浄力のおだやかなクレンジングに変えてみる
  • クレンジングは1分以内に手早く終わらせる
  • すすぎの水は冷たすぎず熱すぎないように
  • 極力顔をこすらないように注意する

すすぎの水は「ぬるま湯」とよく言われますが、一般的に想像される「ぬるま湯」というと「ちょっとぬるいなと感じるお湯」ではないでしょうか。しかしこれですすぐと温度が高すぎて乾燥が進んでしまいます。すすぎのお水の適温は乾燥肌なら28度くらい、実際にさわってみると熱くも冷たくもないくらいの温度です。
ふだんのすすぎの水の温度が高い方は、すすぎで乾燥を進ませている可能性があります。一度見直してみるとよいでしょう。

正しい洗顔方法についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
⇒粉吹き知らずの肌に!ベースメイクとスキンケアの乾燥対策のコツ

◇内側からのアプローチ「温活&高保湿アプローチ」

乾燥と血行不良のダブルアタックには、「潤い」と「温め」で対策します。

  • 徹底的な高保湿: 肌の柔軟性とバリア機能を保つため、保湿ケアを徹底します。特に、角層の水分保持に不可欠なセラミドや、高い保水力を持つヒアルロン酸などの保湿成分を意識して取り入れましょう。肌が十分に潤うことで、古い角質がスムーズに剥がれ落ちる(自然な角質ケア)のを助けます。
  • 蒸しタオルケア: 週に数回、濡らしたタオルをレンジで温めて顔に乗せる「蒸しタオルケア」を取り入れましょう。顔全体を温めることで血行が促進され、肌細胞に栄養が行き渡りやすくなり、くすみ解消とターンオーバーの活性化が期待できます。


◇食べて整える「美肌ターンオーバー食」

肌の健康は、体の内側から作られます。特に肌の再生をサポートする栄養素を積極的に摂取しましょう。

  • ビタミンAの摂取: ターンオーバーを正常に保つ働きがあるビタミンA(レチノール)は、「肌を生まれ変わらせるビタミン」とも呼ばれます。にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜、卵、レバーなどを積極的に食事に取り入れましょう。
  • 質の良い睡眠: 肌の修復や再生は睡眠中に活発に行われます。十分な睡眠時間を確保し、ストレスを溜めない生活を送ることも、角質ケアに繋がる内側からの重要な対策です。


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運動と睡眠は美肌への近道



◇運動による美肌効果が明らかに

運動習慣がある人は、肌がきれいな人が多い、と聞いたことがあるのではないでしょうか。近年、運動による美肌効果が実験などで発表され、運動による美肌効果が明らかになってきています。

実験でわかったことは、運動(有酸素運動と筋力トレーニング)をすることで肌の真皮のコラーゲンやヒアルロン酸などの細胞外基質(ECM)が増加し、また、運動によって真皮の厚みも改善することがわかりました。ECMや真皮の厚みは肌のハリ・弾力・うるおいに関係しているので、定期的な運動を習慣にすることで、乾燥の改善、ハリや弾力の改善が期待でき、毛穴目立ちにも効果が期待できます。

◇どんな化粧品よりも効く?!睡眠の大切さ

睡眠が、肌のみならず体の健康に重要であることはよく知られています。ですが、現代では十分な睡眠時間を確保することが難しいのも事実です。

肌の再生は就寝中にしかおこなわれないので、睡眠不足は肌の不調に直結します。

睡眠不足を感じている人は、睡眠時間を確保することを意識してみましょう。

  • 就寝時刻を決め、そこから逆算してスケジュールを立てる
  • 寝る前のスマホ、布団の中でのスマホはやめる
  • 帰宅途中の電車で寝ることはやめる
  • 夕食のドカ食いをやめる

適度な運動は心地よい疲労で睡眠の質もよくしてくれます。質の良い睡眠を確保するためにも、運動の習慣化はとても大切です。



まとめ



毛穴はスキンケアだけでなく、食事や運動など多方面からアプローチすることで、より改善が見込めます。
スキンケアや食事、睡眠など、ふだんなにげなくやってしまっているNG習慣がある場合は、1つずつ見直していきましょう。
ケアを積み重ねていくことで美しい肌に近づくことができるでしょう。

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アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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